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アーカム・アサイラムArkham Asylum)は、バットマンの活躍するゴッサム・シティの近くに存在する、架空の精神病院。事実上の刑務所でもある。「アーカム精神病院」と表記されることもある。

正式名称はThe Elizabeth Arkham Asylum for the Criminally Insane

概要[]

H・P・ラヴクラフトに影響を受け、デニス・オニールが考案。そのバックストーリーのほとんどは1980年代にレン・ウィーンが考えた。初出は「Batman」#258。

バットマンに登場する犯罪者は、正気を失った者が大半で、彼らは刑の執行を受ける代わりに、ここに収容されるのが常である。コミックでは、バットマンは殺人を犯さないルールに従っているため、いかなる凶悪犯も生きながらえるというジレンマに陥っている。そのためのギミックとしてこの病院は設定されている。精神病院であるものの、ジョーカーを始めヴィランに該当する者は何れも脱走を繰り返すなど、更生した例は皆無である。なお正気な犯罪者用の、ブラックゲート刑務所なる至って普通の刑務所が敷地内に存在する。

従業員[]

創設者は医師アマデウス・アーカム。正式名称のエリザベスとは彼の狂死した母の名である。彼が治療にあたった犯罪者に妻と娘を殺害されたことから、徐々に狂気に陥いる。数年後、治療中の事故に見せかけ、その犯罪者を殺害。その後、完全に異常をきたし、患者として収容される。病院地下で自らの爪と血で呪法陣を描き狂死した。現在はその甥であるジェレマイア・アーカムが責任者を務める。他にハーレイ・クィンの前身であるカウンセラーのハーリーン・クインゼルや悪党ロックアップとなった暴力看守ライル・ボルトンなどが勤務していた。ゲーム『バットマン:アーカム・アサイラム』ではジェレマイアの代わりにゲームオリジナルキャラであるクインシー・シャープが責任者を務めていた。

『バットマン:アーカム・アサイラム』において[]

Dr.ヤンが正体を隠したジョーカーからの援助を受けて開発した劇薬『タイタン』を、自身がジョーカーの援助を受けていたことに気づいたDr.ヤンが恐れをなして秘匿。これを良しとしなかったジョーカーがタイタン獲得のために内部で暴動を引き起こし、占拠事件が発生した。この事件でDr.ヤンを含む従業員の多くが命を落とし、アサイラム自体も全域に渡って大打撃を被っている。その後スタッフの内、警備担当の多くは事件を防げなかった責任をシャープに押し付けられて失職した。続編である『バットマン:アーカム・シティ』ではアーカム・シティ開設後に閉鎖され、売却されている。


bg:Лудница Аркам hu:Arkham Elmegyógyintézet sv:Arkham Asylum

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